展示の紹介

春期企画展「河川改修の歴史と人々のくらし」


サムネイル:春期企画展「河川改修の歴史と人々のくらし」




左写真:現在の荒川
     (埼玉県さいたま市西区)

  • 期間:2015年3月14日(土)~5月10日(日)
  • 場所:本館第2展示室、他 館内

■開催趣旨■
荒川の増水  私達が暮らす埼玉県は、県の面積の中で河川の占める割合(3.9%)が日本一を誇り、県の中央には荒川が、県の北部には利根川が流れ、他にも大小様々な河川が流れています。これら河川は古くから人々の暮らしに大きな恩恵を与え、同時に洪水をはじめ様々な災害をもたらしました。
 現在の河川は直線化の工事が施されていたり、堤防が築かれていたり、放水路が掘削されていたりと、まさに「整備された河川」となっており、また同時に現在の河川環境はこれまでの災害から得られた教訓を生かした状態になっているともいえます。
 本展示では、埼玉県内の河川改修の歴史等を改めて紹介するとともに、治水・利水に関する先人の知恵や、最新の施設の紹介をはじめ、河川環境が人々の生活に与える影響等もあわせて紹介します。

▲写真:平成17年9月台風14号による荒川の増水

 当館は「川」に関する博物館として、これまでに川にまつわる様々な展示を展開してまいりました。今回改めて河川改修をテーマとした展示を行うことで、「川の国 埼玉」を見直す機会に、また新たな視点で眺めていただく機会となるはずです。


■展示構成■ 吉見町の水塚
 ○プロローグ 現在の埼玉県内の河川環境の紹介
   ・導入展示「カスリーン台風の実績浸水深」

 ○第1章 過去の水害を伝える品々~当館収蔵品より~

 ○第2章 荒川・利根川の流路の変遷
   ・特集コーナー1「かわはく河川大辞典」
           ~河川改修の話でよく耳にする言葉特集~
   ・ハンズオンコーナー「河川改修を長さで体感しよう!!」

 ○第3章 治水対策を高さで体感
   ・吉見町の巨大な水塚
   ・川口市内の電信柱

 ○第4章 洪水との戦い ~荒川流域の治水施設の歴史~
   ・コラム1 川幅日本一はどんなところ?


▲写真:吉見町に残る水塚

 ○第5章 新しく開削された河川
   ①見沼代用水・見沼通船堀
   ②武蔵水路
   ③首都圏外郭放水路
首都圏外郭放水路    ・ コラム2 武蔵水路はどこを通る?

 ○第6章 街の境はどこで決まる?
       ~埼玉県内の市町村境の不思議~

   ・特集コーナー2 河川改修その後...
           ~川の跡はどうなった?~
   ・チャレンジコーナー
    「埼玉県の白地図に荒川の流路を書いてみよう!」

 ○第7章 東武東上線の車窓から見える河川

 ○おわりに 河川環境のこれから

▲写真:首都圏外郭放水路
(提供:江戸川河川事務所)

 ●その他の展示
   ・床面展示として、荒川流域の「迅速測図(貼り合わせ)」と「航空写真(貼り合わせ)」を並べて展示。
   ・壁面展示として、近年の荒川の増水の様子を、写真で紹介。
   ・リバーホールならびに展望台に「洪水への備えを高さで体感しよう」のコーナーを別に設け、
    荒川流域の洪水の際の最高水位や、荒川下流域の堤防の高さ等を掲示。


■関連イベント■

Ⅰ荒川ゼミナール「人々のくらしと地形」(ウォーキング)
 青空教室「川がつくった地形を見に行こう~埼玉の砂丘編~」
  開催日:平成27年3月29日(日)

Ⅱ荒川ゼミナール「川を知るウォーキング」(全3回)
  ①「元荒川を歩く」
   開催日:平成27年4月12日(日)
  ②「荒川放水路を歩く」
   開催日:平成27年4月25日(土)
  ③「見沼代用水を歩く」
   開催日:平成27年5月10日(日)
  *各ウォーキングイベントの詳細は、イベント情報をご覧ください。
   事前に内容について知りたい方は当館までお問い合わせください。
   申し込みは、それぞれ開催日の1か月前から、先着順に受け付けます。


Ⅲかわはくで「荒川」について改めて学んでみませんか?
 内容:当館展示施設「荒川大模型173」を使用した展示解説
 日程:会期中の土・日・祝日
 時間:①午前11:00~ ②午後2:00~ を予定。
 費用:無料
  *当日の他のイベントの開催状況により、実施時間が変更になる場合もあります。