展示の紹介

特別展「埼玉圏の原始・古代人-人の動きをモノから探る-」


サムネイル:特別展「埼玉圏の原始・古代人-人の動きをモノから探る-」

 ヒトが生きていくためには水を欠かすことができません。いつの時代も、私達は川の恩恵を受けて暮らしていました。現在私達が暮らしている埼玉県には、はるか昔にどのような人々が暮らしていたのでしょうか?
 今回の特別展は、「埼玉圏の原始・古代人-人の動きをモノから探る-」と題し、埼玉「圏」に暮らした人々の生活を、モノの移動と交流から考えてみたいと思います。発掘調査をしていると、時として遠く離れた地域のモノが出土することがあります。それはいつの時代からでしょうか?実はすでに旧石器時代には、海を隔てて100㎞以上離れた神津島(東京都)の黒曜石が埼玉県内まで運ばれてきています。では、縄文人はどこまで旅に出掛けていたのでしょうか?いつの時代も、モノの移動は人々が交流した足跡を示しており、私たちの想像を無限に膨らませてくれます。
 本特別展では、旧石器時代~奈良・平安時代にかけて埼玉県内に運ばれてきたモノを一同に展示します。はるばる埼玉の地にやって来たモノ達をぜひご覧下さい。

  • 会期:2009年7月18日(土)~8月31日(月)
  • 場所:本館 第二展示室

明花向遺跡出土深鉢形土器朝霞市新屋敷遺跡出土榎田型磨製石斧志木市西原大塚遺跡出土パレス式壺

企画展関連イベント

本特別展に合わせて関連イベントを開催します。講演会は各時代の専門の先生方に、モノの移動と交流について2日に分けて講演していただきます。講師の先生と、日程は下記の通りです。


講演会Ⅰ 7月25日(土)  13:00~16:30

○旧石器時代の生活とモノの移動        栗島義明氏

○縄文時代の生活とモノの移動         鈴木徳雄氏

○弥生時代の道‐やまつみち・うみつみち‐   柿沼幹夫氏


講演会Ⅱ 8月1日(土)  13:00~16:30

○古墳をめぐる人、モノ、情報の流れ‐埴輪からみた古墳時代史‐ 大谷 徹氏

  古墳に立て並べられた円筒埴輪や形象埴輪を題材に、埴輪の移り変わりに見られる、埴輪製作者の生産組織や技術伝集のあり方、さらに古墳への供給関係など、古墳の築造をめぐる人、モノ、譲歩の流れに関するお話です。

○奈良・平安時代の生活とモノの移動  田中広明氏

  平安時代に東海地方西部で作られた「施釉陶器(せゆうとうき)」がどのように関東地方へもたらされたかというお話です。

○古代武蔵国における河川交通について 井上尚明氏

*各回とも定員は80名。参加料は無料です。事前にお申し込みが必要です。


ワークショップ 古代人のアクセサリーを作ろう!!

 特別展関連ワークショップでは、「古代人のアクセサリーを作ろう」を実施いたします。滑石で作る勾玉は、時間をかけて磨いただけ、光沢のある仕上がりになります。午前・午後の2回、各2時間程度を予定しています。
日時:8月22日(土) (1) 10:30~12:30 (2) 14:00~16:00
定員:32名
材料費:300円。

*定員に達しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。


各イベントのお申し込み方法

参加者全員の氏名・住所・電話番号・年齢を明記の上、FAX、Eメール、ハガキでお申し込みください。

○FAX 048-581-7332
○Eメール web−master@river−museum.jp
○住所 〒369-1217 埼玉県大里郡寄居町小園39

*事前申し込みいただいた方は、入館料が免除になります。(ただし駐車場代を除く)

東松山市下山遺跡ハソウ東松山市下山遺跡須恵器高坏鶴ヶ島市若葉台遺跡出土三彩